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2025/7/8

モーメント・ジャーナルとは


デルフォニックスが提案する、新しい記録の形

「モーメント・ジャーナル」とは、写真や動画にひとことを添え、そこに5つの表現を加えていくことで、自分の気持ちを鮮明に言葉にしていくというシンプルな記録の方法です。
「書くということ」の価値を大切にしながらものづくりを続けてきたデルフォニックスが、現代の暮らしに寄り添う新しい記録の形として提案しています。

入口となるのは、あなたのスマートフォンにある写真や動画。
気軽で身近なスマートフォンでの撮影は、日々の瞬間を手軽に切り取る手段として、すっかり私たちの生活に溶け込んでいます。しかし、何となくレンズを向けたものの、そのまま見返さずに眠っているものも少なくないのではないでしょうか。
誰かとの何気ない会話や、同じようで少しずつ変わっている日常の景色、わずかな感情のゆらぎ。その時は特に意識していなくても、見返してみると写真や動画には「心が動いた」瞬間が詰まっているかもしれません。

スマートフォンやSNSに囲まれ、自ら求めずとも情報やトピックスが絶え間なく流れ込む今。自分の気持ちや些細な日常の瞬間にゆっくり目を向けることは、より難しくなっているように感じます。
モーメント・ジャーナルは、そんな現代の生活の中で、わずかな感情の動きに気付き、その瞬間を言葉としてとどめておく方法として生まれました。デルフォニックスの手帳チームで、対話を重ねながら形にした記録のスタイルです。
特別な写真でなくても、難しい言葉を使わなくてもかまいません。頭に浮かんだ気持ちを素直に紙に連ねていくと、徐々に記憶が呼び起こされ、その空気や感情までもが、静かに立ち上がってくるような文章になります。
デジタルデバイスから一度離れ、紙に書くというひと手間を通じて、自分の内面とゆっくり向き合う。そうすることで、まだ言葉になっていなかった心の奥底の本音や気持ちに出会うことができると私たちは感じています。


紙の「道具」から、書くということの「体験」へ

わたしたちデルフォニックスが届けたいのは、単なる紙の道具ではありません。書くことが生活に根付くことで、自分の気持ちと向き合える時間が生まれること。それがやがて、その人にとっての“何気ない日々や自分の感情を大切にする習慣”へとつながっていくこと。
ダイアリーをはじめとしたプロダクトとともに、その先にある書くということの意味や価値を、丁寧に届けていきたいと考えています。

ユーザーのみなさんと書く時間を共にし、記録する楽しさを実際に感じてもらいたい、という思いから、デルフォニックスでは、モーメント・ジャーナルのワークショップも不定期的に開催しています。
日々の小さな瞬間を大切にする記録。書いてみて、はじめて気づくーあなたも、自分の手でその感覚を確かめてみませんか。

ワークショップの様子はこちら
「書くということ」について