ロルバーン ダイアリーを使って、日常の些細な瞬間を書き残す楽しさを体験するワークショップ「DELFONICS Rollbahn Diary Workshop Moment Journal」。回を重ね、2025年11月末に第3回を実施しました。
会場は第2回に続き、中目黒から徒歩5分のカフェ「OPEN NAKAMEGURO」。ドリンクを楽しみながら、ゆったりと書くことと向き合える空間です。

ワークショップのテーマは、引き続き、「書くということ」を大切にしてきたデルフォニックスが提案する、「モーメント・ジャーナル」という記録方法です。
写真を見ながらひとことを書き残してみる、というシンプルな方法で、日常の小さな瞬間に目を向ける楽しさや振り返る面白さを提案しています。
第3回のワークショップでは、基本的な書き方の体験はそのままに、デルフォニックスのスタッフによるリアルなモーメント・ジャーナルの展示や、テーマを設けた記録を取り入れ、一層その面白さを感じていただける時間となりました。
初めて2部制で開催した、今回のワークショップ。こちらのレポートでは、第1部の様子をお届けします。

ワークショップの始まりは、記録の道具選びから。愛着の湧くアイテムを手にすると、自然と書くことが楽しみになってきます。
まずは、モーメント・ジャーナルを書き込むロルバーン ダイアリー。今回は、2025年10月始まりのラインアップから、お好きな1冊をお選びいただきました。

また、今回から新たにご用意したアイテムが、モーメント・ジャーナルの手順を簡単に記載した「HOW TOスリップ」。買ったばかりの本に挟まっているスリップをイメージした4色展開で、折りたたんでページに挟めば、いつでも書き方をチェックすることができます。上部が飛び出して目印になるため、今書いているページが一目で分かる仕様。こちらもお好きな1色をお選びいただきました。

幅広い世代の方々にご参加いただいた今回のイベント。中には、「今回初めてロルバーン ダイアリーを使う」という方や、つい最近使い始めたという方も。お話を聞いてみると、日記を書いてみたいが続けられる自信がない…という声や、すでに書いているが方法に悩んでいる、という声もありました。
そんな初心者のみなさんにもより具体的なイメージを持っていただければと、今回は新たに展示も実施。内容は、デルフォニックスのスタッフが書いた18名のリアルなモーメント・ジャーナル。シンプルな記録方法ですが、書き手によって全く異なる書き方や内容になるのが面白さ。サイズも、M、L、A5とさまざまで、絵を描いたり何かを貼ったり、余白の取り方一つ見ても個性が現れています。


参加者がそろい、いよいよ実際に手を動かして記録をスタートします。過去2回同様にロルバーン ダイアリーのご紹介から始まり、一つ一つスタッフが説明しながら5つのステップに沿って進んでいきます。

今回は初心者のみなさん向けの実施ということもあり、写真を少しでも選びやすくするため、イベント前月である「2025年10月の瞬間を言葉にする」というテーマを設けました。
10月という季節ならではの、秋らしい景色や美味しいもの、日常の中の小さな変化。参加者のみなさんは、それぞれ10月の印象的な1枚を選んでいきます。
写真が決まったら、その瞬間を思い出しながら、まずはひとこと。
「楽しい1日だった」「綺麗な景色」といった素直な感情から書き始め、そこから、誰と、どこで、どんな気持ちだったかを少しずつ言葉にしていきます。無理に文章を整えようとしなくてOK。頭に浮かんだことをそのまま書いていくのが、モーメント・ジャーナルのポイントです。
同じ10月を振り返っていても、選ぶ瞬間はさまざま。季節の話題をきっかけに、会話も自然と生まれていきました。



今回のワークショップでは、撮った写真に加えて、スクリーンショットを使って記録するアイディアも追加。
この方法は、デルフォニックスのスタッフが実際にモーメント・ジャーナルを実践する中で生まれたもの。ふと撮った1枚を見返してみると「なぜこれを残したのだろう」と、忘れていたその時の感情や自分の傾向に気付くきっかけになります。
メッセージのやり取りや、気になって保存した画像、後で見返そうと思っていたものなど、小さな関心や気持ちの変化の証として残っていることも。写真とはまた違った視点で、特段トピックスがない日でも日常を振り返ることが出来るのが面白さです。
実際に体験したみなさんからは「何気なく残っていたスクリーンショットから文章を書くのが面白かった」「書くきっかけが見つかった」という声も。手軽でありながらも新鮮な記録として、リアルな日常を書き残すことができます。


写真とスクリーンショット、それぞれを題材として書き方を練習した後は、実践タイムへ。
参加者のみなさんは、それぞれのスマートフォンを見返しながら、実際に何日分かのモーメント・ジャーナルを書いていきます。
会場には集中した空気が流れ、それぞれのペースで黙々と書き進める姿が見られました。写真やスクリーンショットに加え、SNSで保存した画像や動画を題材にしている人も。どんな些細なことでも、一言書き始めてみると、意外と言葉は出てくるものです。普段は目を向けない小さな心の動きや、最近の自分の調子を振り返る時間にもなりました。


この時間では、題材にした写真をその場で印刷して貼り付けることができる、ミニフォトプリンター「iNSPiC」もご用意。これまでのワークショップを通して、「書いた写真と一緒に見返せるとより楽しい」という声があったことから、今回新たに取り入れました。文字だけでも記録として十分ですが、よりその日の景色や空気感を鮮明に思い出したいという方におすすめです。
写真をプリントしながら、「どんな写真を選んだのか」「なぜこの瞬間が印象的だったのか」など、会話も自然と生まれていき、参加者同士やスタッフとの交流が深まる時間にもなりました。


記録の最後のステップは、感情を色で表すこと。メモページに書いたモーメント・ジャーナルを見返しながら、感情を表すカラーシールをマンスリーページに貼っていきます。記録した日の目印になるだけでなく、直感的にその月の感情の波を振り返ることができるステップ。複数枚を重ねて貼ったり、貼り方を工夫したりしながら、記録した瞬間を振り返りました。
まっさらだったロルバーン ダイアリーも、ワークショップが終わる頃にはそれぞれの思い出や感情が刻まれた1冊に。持ち帰った後もそのまま記録を綴っていくことで、みなさんのモーメント・ジャーナルがどのように育っていくのか、私たちも楽しみです。

終了後には、「日付を気にせず、好きなタイミングで書けるのが良い」「1日まとめてではなくその瞬間に目を向けることで、より濃い記録ができた」など、嬉しい声も多く寄せられました。
続ける自信がない、毎日書くのは負担に感じるなど、日常の記録に対して少し難しさを感じていたみなさんも、「これなら無理なく続けられそう」など、書くことのハードルが下がったと感じている様子でした。
また、展示や他の参加者との交流を通して異なる視点に気付いた、改めて記録の自由な面白さに気付いたという声も印象的。個人的な記録でありながらも、誰かと共有することでその楽しみが広がっていくというモーメント・ジャーナルの側面も改めて感じられる1日となりました。

3回目の開催となった今回のワークショップ。これまで同様の基本的な書き方の体験に加え、テーマを設けた記録や展示の実施、新しい視点の提案を通して、より多様なモーメント・ジャーナルの楽しみ方を感じていただけたように思います。
今後も定期的な開催を通して、より多くのみなさんに記録の面白さを感じていただけるような機会を設けたいと考えています。次回実施のご案内もまもなくこちらのサイトで公開予定ですので、「自分も体験してみたい」という方はぜひチェックしてみてください。