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2023/10/4

デルフォニックス社員の手帳の中身 Vol.2
営業一年目のスタッフが愛用する、
ロルバーン ダイアリー

ダイアリーの使い始めの時期に合わせ、デルフォニックスで働くリアルなスタッフの手帳をご紹介する連載企画。 
第二弾では、営業職のスタッフが登場します。 

デザイナーの手帳の中身を紹介した、第一弾はこちら



今回、手帳を見せてもらったのは、入社一年目の営業スタッフ。すでに複数エリアで担当を持ち、商品や売り場提案のための出張や外出も多い。 
オフィスで見かけるといつもぎっしり書き込まれた手帳を横に置いて仕事をしている彼女は、どんな手帳の使い方をしているのか。気になって話を聞いてみた。 

新商品の紹介や提案書の作成、展示会の運営など営業業務は多岐に渡る


長期と短期どちらも管理する、ロルバーンシリーズの併用 

使っているのは、ロルバーン ノートダイアリー B6とロルバーン ポケット付メモ A5の2冊。

2024年度版のロルバーン ノートダイアリー B6サイズ

ロルバーン ポケット付メモ A5サイズ

一か月のスケジュールはスリムなホチキス綴じタイプのノートダイアリーに書き、日々のタスク管理や業務の記録は全てA5サイズのロルバーンポケット付メモに記入する併用スタイルだ。 
初めはロルバーン ダイアリーA5の1冊使いをしていたというが、1日あたりの記入量が多く、先にメモページを使いきってしまうことから、現在の分け方になったそう。2冊使いすることで、月間スケジュールとその日やることを同時に確認できるのも利点と話す。 

シンプルなマンスリーページとたっぷりのメモという構成が大きな特徴でもあるロルバーンダイアリーだが、メモの消費ペースとマンスリーの進度が揃わない、という悩みを抱えている人もいるのではないだろうか。そんな人は彼女のように、「マンスリー部分だけ抜き出す」イメージで、ロルバーン ノートダイアリーと併用してみたら、より快適に使いこなせるかもしれない。

月間スケジュールは、ロルバーンノートダイアリーに。 
出社・外出・出張・休みでマーカーを使って色分けしている。 
毎日のタスクやメモは、ロルバーン ポケット付メモ A5サイズに。


毎日の業務記録としては、ページの右側にルーティン業務を中心としたTODOリストを書き、左側にはその日に起こったイレギュラーなことや対応方法、結果を残す。 
その他にもアポイントを取る際のスケジュール計画や、ミーティングのメモなども全てここに集約している。書く量はその時々だが、多い時は1日1ページを超えることもあるため、たっぷりスペースがあるA5サイズを愛用しているそう。 

この記録は、デスクワークの日のみではなく、外出や出張時も欠かせない。 
「新幹線でその日のスケジュールや大切なことを書いておくことで心構えができ、仕事のスイッチが入ります」というように、どんな時も朝にタスクを確認し、細やかにメモを残しながら業務を進めるのが日々のルーティンとなっているのだ。 

アイテムを組み合わせた、自分らしい活用法 

手帳の書き方と合わせ、他のページの使い方や共に使っている文具についても見せてもらった。 
まず気になったのは、ロルバーンの後ろのクリアポケット。端に貼られたマスキングテープで色分けがされている。 
「クリアポケットには、業務で発生した領収書を未処理・処理済みに分けて収納しています。営業職という仕事柄経費処理が多いのですが、漏れや紛失がないように色分けして保管を。手帳は、自分にとって “どんな時でも持っている” という最も安心感のあるアイテムでもあります」 

クリアポケットには、未処理・処理済みに分けて領収書を保管

また、その左の黄色い台紙部分には、数枚の付せんが。「前のノートから、普遍的なマニュアルや、まだ身についていないなと感じることについて、持ってきてここに貼っています」というように、書類形式や業務の進め方などがぎっしりと書き込まれている。 
新しく学んだことはどんどん追加していき、次のノートに移行する時に見直して必要なものだけ移していく。「どこに書いたっけ」と悩む時間を短縮して、すぐにアクセスできるのも便利だ。

手帳と一緒に持ち歩いている愛用品 

手帳と過ごす時間が長いからこそ、筆記具も快適な使い心地のものを選んでいるそう。 
主に使っているのは、フリクションの3色ボールペンと、マイルドライナー。 
予定の変更が多い仕事のため、消して書き直すことのできるフリクションボールペンは欠かせないという。 
また、ぎっしり毎日書くからこそ、目に優しく少し薄めのインク色もお気に入り。マイルドライナーも同様に、書いた文字を邪魔しないカラーがストレスを感じにくく、学生時代から愛用している。 

ペン類を収納しているのは、デルフォニックス製品である、ヴィーガンレザーを使用したクーポスシリーズのペンケース。なめらかな質感に加え、厳選された筆記具がコンパクトに収納できるミニマルなフォルムで、外出時もかさばらずに持ち歩くことができるアイテムだ。 

未来の自分のために書く手帳 

ここまで話を聞いて印象的だったのは、自分なりの使い方がしっかりと確立され、それを丁寧に継続しているということだ。 
現在の仕事をするようになってからまだ日が浅いにも関わらず、営業職ならではの使い方も含め、こだわりとこれまでの蓄積を感じる。「ロルバーンを使い始めたのは高校生の時」というほど入社前からデルフォニックスのアイテムを長く愛用している彼女だが、学生から社会人になる過程で、手帳というアイテムとの向き合い方はどのように変わったのだろうか。 

「手帳を使い始めた学生時代は、“憧れ”の気持ちが強かったように思います。きっかけは何かと思い出してみると、浮かんできたのは母が使っていた革のシステム手帳。緻密に書き込みながら手帳を育てている様子がかっこよく見えました。社会に出るまでは今と比べてそこまで管理するスケジュールもなかったのでシンプルな使い方でしたが、“同じものをしっかり使い続けると気持ちがいい”という感覚は現在にもつながっているかもしれません。」 

使い続けることによって紙の凹凸が厚みになったり、味が出てきたり。そういった蓄積の過程が目に見える形で自信につながっているという。ロルバーンを愛用しているのも「飽きの来ないデザインと、マンスリーとメモというシンプルな使いやすさ」というように、使い続けるうえでその変わらない安心感が大きな魅力だと話す。 

では、仕事をするようになってからはどんな変化があったのか。 

「営業職として働き始め、とにかくインプットの日々でした。単純にメモするだけでなく時間や状況と結び付けた方が定着するなと思い、書き始めたのが毎日の業務記録です。イレギュラーな対応も多い職種のため、“いつどんな状況でどんな対応をした”という過去の記録をしっかり書いて残しておくと、似たような案件が起こった時に思い出しやすい。完全に自分のものという認識のあるアナログの手帳だからこそ、その時の感情や思ったことなども意識的に記録しています。学生の頃は過去を振り返るような使い方はしていなかったので、“後で自分が振り返るために“という観点が生まれたのは大きな変化です。」 

未来の自分のために記録を残す。その言葉からここまで見せてもらってきた丁寧に記録された手帳の理由が分かったような気がする。 



「ずっと愛用してきたデルフォニックスのアイテムを営業としておすすめできていることが嬉しい」と言う彼女の手帳。 
その中身には、明日から始めてみようと思えるようなヒントから、変わらないものを長く使い続けることへの思いまで、たくさんのこだわりが詰まっていた。 

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