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2023/5/30

定番、ロルバーン ダイアリーの使い方ヒント集 Vol.2
「たっぷりのフリーメモページで始める、自由日記」

自由度と包容力の高さが魅力の、ロルバーン ダイアリー。さまざまに活用できるシンプルなフォーマットが個性である一方で、使い方で悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、今改めてその使い方のヒントを、連載企画としてお届けします。
第2弾で取り上げるのは、たっぷりのフリーメモページを使った日記の書き方。 気軽に自由に、試してもらえたら嬉しいです。

年間計画ページに焦点を当てた、第1弾の記事はこちら


ロルバーン ダイアリーと、「日記使い」の相性

デジタルツールも発展する今、紙の手帳を使っているみなさんはどんな思いを持っているのだろう?そんな興味から、先日アンケート調査を実施しました。たくさんのご回答を、ありがとうございました。
回答から見えてきたのは、日記使いの多さ。「手帳を日記として使うこと」は、多様化した用途のなかでも特に普及しているようです。紙の手帳を使っている人の約50%、ロルバーン ダイアリーに絞ると、さらに多い割合となりました。

ロルバーン ダイアリーの日記使い。その相性の良さについて、寄せられた日記についての回答からヒントを探してみると、「項目やボリュームに合わせて自由に区切れる」「たくさんページがあるので、気軽に書ける」「残したいページは切って保管できる」など、たっぷり収録されたメモの自由度の高さが理由として浮かび上がってきました。

ロルバーン ダイアリーのフリーメモページ

手帳としての機能を果たしながらも、Mサイズで125ページ、LサイズとA5サイズでは165ページとたっぷりのメモが大きな特徴です。クリーム色の紙と5mm方眼は、優しくさりげなく、自由な「書く」行為をサポートしてくれます。

特に5mm方眼は、文字を揃えて書くのに便利なうえに、線を引いてページを区切ったり、写真や紙を貼る時の目印にしたりするのにもちょうどいい大きさ。無地や横罫と比べ、縦横両方向にガイドがあることで、分割して使用したり日付やタイトルを揃えたりと、自由なルール作りを手軽に試すことができます。

日記は、書きたい内容やボリューム、タイミングも人それぞれ。ロルバーン ダイアリーの柔軟な機能性と相性がいいのかもしれません。
今回はLサイズを例として、実際に日記として使用しているみなさんの回答を参考に、その始め方をご紹介します。
まっさらなページを前にすると力むもの。まずは方眼に沿って、自分に合った区切り方で線を引いてみましょう。枠が見えてきたら、書き始めのハードルが一気に下がるはずです。


「日記で埋める」だけじゃない、1日1ページ

上下に区切って始める、1日1ページ
ロルバーン ダイアリーLサイズの例

いつも新鮮に書き始められる1日1ページの日記。たくさん記録できる一方、「文字で埋める」と考えると身構えてしまうもの。まずは上下に分けて考えてみると、ハードルが下がる。

日めくりカレンダーや写真などを貼ってからその下に日記を書くのもよし、中央に横線を引き2分割するのもよし。 上下に2分割したなら、それぞれに何を書くか決めておこう。例えば、朝「今日はこんな日にしたい」と上段に書いて、夜に下段で振り返る。また、上段はタスクリストとして使って、下段は一日の終わりにそれを見ながら日記を書くというのもありだ。「料理」「洋服」など、特定のテーマでもしっかり記録できる。

1日1ページは、空白が気になりにくく「書きたい日だけ」もやりやすい。週末だけと決めたり、残しておきたい出来事があった日だけという使い方もできる。
ちなみに毎日欠かさず書くのなら、ロルバーン ダイアリー(Lサイズ/A5サイズ)は年間で3冊必要。表紙が選びきれず複数冊購入したものの用途に悩んでいる、そんな人にもおすすめだ。

ちょうどいいボリュームの、2日1ページ

1日1ページと同様に上下に分割する、2日1ページ日記。平日はさらに縦に区切ってタスク管理も。
ロルバーン ダイアリーLサイズの例

同様に中央に線を引いて始める、2日で1ページの日記。
1日1ページはやっぱりハードルが高いけれど、それなりにしっかり書いて残したい。それなら2日1ページから始めてみよう。そのまま日記としてもいいし、タスクの多い日や平日だけ縦にも分割してTODO管理をすることもできる。
こちらも日付はフリーにしておいて「書きたい日だけ」でももちろんOK。余裕のあるスペースで力まずに書けそうだ。

使い慣れた手帳のように。柔軟に選べる見開き一週間

手帳のフォーマットで見かける、見開き一週間の区切り方。日記でも色々なフォーマットが試せる。
スペースの節約にもなり、1年分を1冊に書けるのも嬉しいポイント。一つずつ見ていこう。

1ページを十字に4分割。縦にも横にも余裕のあるフォーマット。
ロルバーン ダイアリーLサイズの例

まずはページを十字に4分割する方法。
デルフォニックスの手帳では「ブロックタイプ」のフォーマットに近い。1日の記入スペースは縦にも横にも余裕があるため、使い方の自由度が高い。 文字だけでなくイラストやシールでアレンジしたい、という人にも向いている。

文章で簡潔に記録したい人は、横に4分割する方法がおすすめ。
ロルバーン ダイアリーLサイズの例

続いて、1ページを横に4分割する方法。
ちょうど1日あたりのスペースが3~5行分くらいになるため、「3行/5行日記」や「3 good things (いいことを3つ記録する方法)」など、ボリュームや内容を絞って書きたい場合におすすめ。
日記初心者でも継続しやすいフォーマットだ。

1週間分を1ページに。手軽に始める一言日記

1ページを8分割。一言日記なら、初心者でも続けやすい
ロルバーン ダイアリーLサイズの例

最後に、「もっと手軽に、一言から始めたい!」という人におすすめな、1ページを8分割する方法。
一文だけ、単語だけ。メモ感覚で始められてハードルが低いので続けやすい。
たくさん書く日記に挫折した人は、まずはここから挑戦。慣れてきてもっと書きたくなったら、これまでに挙げた様々な方法を試してみよう。
好きな時に気分に合わせて新しい形式に挑戦できるのも、ロルバーン ダイアリーならでは。


Lサイズを例にご紹介しましたが、「1日1ページ書きたいけれど余る」ならMサイズ、「見開きで振り返りたいけれど、書きたいことがもっとある」ならA5サイズと、サイズ×フォーマットで考えるとさらに幅は広がります。

自由に線で区切って使うから、一般的な日記帳のように「1冊に一つのフォーマット」というルールもありません。仕事で忙しい時期は一言ずつ、旅行やライブに行った日は1日1ページ、などいくつもの形式が混ざっていくのも、振り返ったときに楽しそうです。
ロルバーン ダイアリーだからできる、自分のためだけの自由な日記。「日記はこうあるもの」という固定概念を捨て、まずは線を引いてみるところから始めてみてはどうでしょうか。

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