自由度と包容力の高さが魅力の、定番ロルバーン ダイアリー。さまざまに活用できるシンプルなフォーマットが個性である一方で、使い方で悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで、今改めてその使い方のヒントを、連載企画としてお届けしています。
今回取り上げるのは、ダイアリーの２冊持ちについて。３月始まりのダイアリーから、おすすめの組み合わせもご紹介します。

第一弾：年間計画ページの使い方
第二弾：メモページを使った、日記の書き方
第三弾：ロルバーン専用アクセサリーを使ったセットアップ
第四弾：資格取得や勉強のための使い方

ロルバーン ダイアリーと、複数冊使い

読者のみなさんの中には、複数冊の手帳を用途やシーンで使い分けしている人も多いのでは。以前実施したアンケートでも、紙の手帳を使っている人の40%以上が、複数冊を併用しているという結果となった。特にロルバーン ダイアリーは、集めたくなる表紙と柔軟に使える中身のバランスが、併用の多さにつながっている。

複数冊の使い分け方法はさまざま。
仕事用とプライベート用というベーシックな分け方もあれば、日記や家計簿、推し活やお出掛けログ、育児記録や献立メモなど用途は多岐に渡る。書く内容だけでなく、持ち歩き用と家に置いておく用でサイズを分けたり、日中と夜など書く時間で分けたりと、使い分けのマイルールもいろいろ。自分のライフスタイルに合わせて、５冊使い（！）しているという人も。

とはいえ、少しハードルの高い複数冊使い。２冊目、３冊目を使い始めるきっかけはどこにあるのだろう？と回答を見てみると、気になる表紙が入口となっていることが多い様子。
「食べ物の柄がピンと来たから、食事記録も書いてみよう」というように、ピンときたデザインが新しい使い方に挑戦するきっかけになる。または、「これとこれを一緒に持ったらより自分らしい」「さりげなくリンクしたデザインを持って気分を上げたい」など、組み合わせを楽しんでいるという声もあった。

新しい手帳を前にすると、自然とこれまでの用途＋αの使い方にも挑戦したくなる。
3月始まりのダイアリーが発売されて間もない今、その第一歩を応援すべく、まずは入口として「表紙の組み合わせを楽しむ」という視点をお届けしたい。

春の気分を感じる、”2冊持ちコーデ”

複数冊使いと言っても、初めから３冊４冊とたくさん使いこなすのは難しい。
そこで今回は、３月始まりのダイアリーの中から、ロルバーン ダイアリーと、薄型でサブ使いにもおすすめなノートダイアリーやマンスリータイプをチョイス。２冊持ちしたくなるデザインをピックアップした。

まずは、使い始める3月の、ほんのり暖かくなってきた空気に似合う組み合わせから。

柔らかい暖色の花を描いた、直営店限定デザインの「Aki Hirano」。そして、小物を収納して持ち運べる、キラキラした素材の「ポケット サンティエ」。
晴れた３月の休日に近所を散歩している時の日差しのような、暖かいイエローカラーのダイアリーを組み合わせた。
どちらも淡く優しいカラーに、箔や素材でさりげないきらめきが特徴的。持っていると、前向きな春の気分を盛り上げてくれそうだ。

続いて、レトロな雰囲気をまとったこちらの２冊。「フルーツ」の鮮やかなイチゴ柄と、「リネン」のモノトーンのギンガムチェックが、心をくすぐるコンビネーション。
「リネン」の特徴である布張りの表紙は、イチゴと組み合わせると自然と光景が浮かぶ。
お弁当を入れる巾着、ランチョンマット、ピクニックで公園に広げるレジャーシート。
手帳を片手にのんびりお出掛けしたくなる組み合わせだ。

ゾウの横顔を切り取った「ZOO」と、スクールノートをイメージした「スコラ」のノートダイアリー。淡いトーンのピンクとブルーの表紙を組み合わせた。
何かと忙しない季節の始まりに見るたび心を穏やかにしてくれる、ゾウの優しい目線と懐かしいスクールノートの雰囲気。ホッと安心できる表紙の組み合わせは、新年度から始めたい育児の記録や家族の予定管理用などにもおすすめだ。

上品な印象で使える、大人っぽい”2冊持ちコーデ”

職場や学校でも使いやすい、シックな印象の組み合わせもご提案。

まずは、涼しげなハンカチをモチーフにした「ハンカチーフ」と、落ち着いたグレージュのノートダイアリー。
「ハンカチーフ」は、ネイビーやブルーを中心とした色合わせとレトロな雰囲気の模様が上品な印象の一冊。さりげなく入っているグレージュのラインと、ノートダイアリーのカラーがリンクし、組み合わせて持った時にもまとまりがある。
落ち着いたカラーリングはビジネス小物とも相性が良いため、仕事用としても使いやすい組み合わせだ。

続いて、マットな質感の表紙を使った「オム」と、さらさらとしたプラスチック素材を使った「クリア」の組み合わせ。
双方異なる素材に、どちらもゴールドの箔押しが施されているのがポイント。表紙の素材に光沢感がないためロゴの箔が引き立ち、リンクしている。 一年間使うダイアリーはシンプルで上質感のあるものを選びたい、という人におすすめだ。

最後は、ベーシックな無地同士の組み合わせ。
シーズンごとにリニューアルする表紙カラーは、今年は全６色展開。その中でもパッと目を引くブルー、レンガをチョイスした。鮮やかだが絶妙な深みのある色味で、差し色として持つと大人っぽく洒落感のある組み合わせ。どんなシーンでも使いやすいシンプルな無地も、今年ならではのカラーを選んで新しい気分を楽しんで欲しい。

気になる組み合わせは見つかりましたか？
２冊一緒に見てみると、不思議と単体で見るのとはまた少し違う魅力にも気付けます。
ぜひ店頭で、用途やシーンを想像しながら、自分らしい組み合わせを選んでみてください。

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